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2014年 NEW Release
マリン仕様サウザー制作レポート

2014年 NEW リリースのマリン仕様サウザー(名前は未定)
全長17ft (5100mm)60馬力搭載の牽引免許不要のトレーラーブルボートを製作予定しています。

このページでは、タイムラインで完成までの作業工程を
出来るだけ分かり易くレポートし行きたいと思います。

>最新のレポートを見る

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2013年  >1月 >10月 >11月


2013年11月22日
西郷ファクトリーで
制作レポート
夕方からは、
西郷ファクトリーで山ちゃんと
シーサウザーの鉄レールの取り付けを
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大柄なわたくしには、
かなり大変でしたが
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なんとか潜ってナット固定してます。
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こんな所は、仕上げが良くないと
痛くてとても潜れませんね!
綺麗で良かったです。
制作レポート
制作レポート
ウィンシールド
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装着!
これで
やっと完成形になってきました。
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オプションですが
航海灯のステーもつけてみました。


2013年11月23日
ステンレスレール
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昨晩取り付けた
ステンレス製のレール
見栄えは、若干悪くなりますが
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なかなか使えると思います。
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こんな感じで!


2013年10月28日
色々と
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ビルダーと打ち合わせ終了
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週末ステンレスパーツの件で
打ち合わせなので
段取り良く進めなくては!
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2013年10月25日
ビルダーと打ち合わせ
制作レポート
最後の打ち合わせは、
ビルダーとシーサウザーの修正箇所の確認や
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この前の走行動画を
チェックしてもらったり
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ウィンドシールドの型製作

アメリカで型からと思いましたが、
マスター型はこちらで作ります。
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ステアリングの角度、スペースの無駄、リモコンの取り付け角度が駄目だったので修正してます。
でもこれでかなり良い物に、なってきました。

楽しみです。


2013年10月22日
シーサウザー検査
制作レポート
今日は、長良川で
JCIの立会い検査の為
長良川へ
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検査が始まる前に
テスト走行
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まあ、こんな場所なので
走るのは当たり前ですが
走り以外に自動排水のチェックや
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ボートの静止状態の流れ具合
ウィンドシールドの高さなどチェックしてます。
ついでに動画も撮りましたので後ほどアップします。
これから検査です。


シーサウザー検査
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今日はシーサウザーの JCI(日本小型船舶検査機構)さんの
臨時検査の 立会い試験の日でした。
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もちろん
検査は全く問題なく無事終了
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全開走行
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急旋回など項目に沿っていろいろと
テストをしまして
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制作レポート
制作レポート
検査終了!
これで船検証発行です。

次は海で走行&実釣りテストですね!


2013年10月3日
ついに シーサウザー初走行!!
制作レポート
臨時検査を受け

ついに!!

シーサウザーのテスト走行を行ってきました!
先ずは初走行なので
浸水式をシャンパンで!

そして

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いよいよトレーラーから離れて初走行!
ちなみに初走行の際は、弊社の決まりでは無いのですが
サウザーの初代395の時から今までの450まで
初走行の操船は、社長が行って
私たちが走るか走らないか分からないボートを
岸から緊張しながら見届けるのが恒例の行事といいますか縁起担ぎのようになっています。

今回も先ず社長が一人沖に出て緊張の初プレーニング!

ちなみにボートと言うのは、完成しても実際に走る保障が全く無いもので
もしここで走らなかったら、また作り直しとなるのが当たり前の世界なので
いつも本当に緊張するんです!

この瞬間は!!

そして
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スロットルを上げて

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見事余裕のプレーニング!感動の瞬間です。
即効で立ち上がりましたね!
制作レポート
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コーナーも綺麗に曲がってくれます。
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スピードも船体は大きくなりましたが
60馬力で時速60キロ超えましたら十分な結果でした。
制作レポート
制作レポート
交代で操船した後二人乗り3人乗り4人乗りで試してみましたが
走行性、安定性どれも満足の行く結果に!
さすがカリスマビルダー!
今回も良い者を作ってくれました。
制作レポート
これで一先ず私たちの肩の荷も少し楽になりました。

でもこれからが次のステージの本番

まだ未完成な部分を詰めていき
来期スタートから販売開始できるように進めていきます。

でも今日は最高の日となりました!
感謝!


今晩のビールが美味そうです。



↑ちなみに携帯からですが動画を撮りましたので宜しければご覧ください。↑

音声は、
すげーカッコイイとか、最高とかスゲーとか、、
かなり主観的な動画で、恥ずかしい小言を連呼していますので
音声無しにしてありますので
ゴメンナサイ!!
音アリは恥ずかしいのでお見せできません(笑)

ちなみにビデオカメラは先ほどの書きましたが、
ボートがまともに走る保障が一切無い状況なので
実は怖くて持っていきませんでした(笑)

この動画も散々肉眼で確認した後に来れなかった社員用に撮ったものなので
回りでちょこっと走っただけなので
雰囲気だけでも宜しければご覧くださいね!
今度ばっちり動画撮影していきます!!
とにかく、小細工無しでキッチリ走ってのますので先ずは

合格です!


2013年1月28日
ボート完成!!
制作レポート
コンソール(運転席)はまだですが
ついに船体が完成するため
ビルダーの元へ引き取りに
制作レポート
そして
完成した船体とご対面

毎週見ていましたが
この瞬間は、
制作レポート
やはり...
制作レポート
感動です!!!

この瞬間
『 物作り 』は楽しい、ということを再認識させてくれます。
本当に感動しました。
制作レポート
そして早速トレーラーに載せてみました。

実は今までボートを吊り上げるのは
厳禁の為、載せることが出来なかったので
今回が初めてでしたが
計算通り

綺麗に載りました!!
制作レポート
しかも物凄くカッコいいトレーラー

ボートを製作段階でイメージして作った物
途中過程では イメージを形にするため
ダンボールでフェンダー作ったりして
想像しながらデザインしましたが

イメージ通り
シーサウザーを最大限生かしたトレーラーになったと思います。
制作レポート
次に
時間がないので
あらかじめビルダーのところに
直送しておいた船外機を取り付け
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今回のシーサウザーは
SUZUKI DF60ATL を標準装備
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取り付け完了!
制作レポート
時間の都合でドタバタとなった一日でしたが
細かい部分は無理ですが
無事
作業完了!!


ついにビルダーのところから引きあげる時が来ました。
制作レポート
やはり
最初のボートを引き取るときは
大切に育ててきた愛娘を頂く気持ちになり
気がとても引き締まる思いになります。

この長い月日をかけて作りあげてきた物を
無駄にしないように 我々もがんばります。

まだ 作業は 終わりではありませんが
まずはお疲れ様でした。
制作レポート
一夜明けて

明るい所で見るシーサウザーは
さらに輝いてみえます。

只今、ステッカーやラインなどを貼って
今週末の大阪フィッシングショーに
展示いたします。

移動の関係でレポートは、フィッシングーショー後まで更新はできませんが
フィッシングショーでの模様はブログにてアップいたしますので
宜しくお願いします。

また宜しければ会場までお越しくださいね!

ありがとうございます。


2013年1月21日
制作レポート
制作レポート
ようやく

デッキ部分が型から抜けました。
この上にFRPを積層していき抜いたものが
制作レポート
この状態になります。

この比較はわかり易いと思いましたので、ご紹介させて頂きました。
型から抜けたデッキは、細かい仕上げをするため磨き作業に入っております。
磨き作業にもかなりの時間を費やします。
制作レポート
ちなみに
デッキ部分を拡大するとこんな感じです。

海使用ですから、ノンスリップ加工が施してあります。
ここは今までのサウザーシリーズとは違いますよね!
制作レポート
そして船底部分(写真奥)は
デッキ部分(写真手前)と合体させるため

※写真のサイドラインは、作業の合間に私が貼ってサイズ確認をしています。
制作レポート
張り合わす部分を修正清掃をしております。
いつも思いますが、見えない部分も丁寧に仕上げてくれますので
本当に我々も安心です。
制作レポート
同時進行で 細かいパーツの型製作も進んでいます。こちらは自動排水用のパーツ
制作レポート
そして、いよいよコンソール(運転席)部分の型製作が始まりました。
こちらも今まで同様に木型で進めて行きます。

写真は横から見た状態です。
制作レポート
こちらは、前から。

手前の部分は生簀(イケス)になります。
来週末がいよいよ大阪フィッシングショーなのですが
コンソール部分は移動日前日の水曜日の夜に、半完成の物を持ち込む予定です。

皆さんに出来るだけイメージが伝わる状態で展示したいと思っています。

さすがにウィンドシールド(風防)の製作までは間に合いません。
申し訳ありません。
制作レポート
来週早々にビルダーの所でエンジン載せてトレーラーバンク合わせなど行います。
ギリギリですが、皆様に出来るだけ良い物をお見せできるようにがんばります。


2013年1月11日
制作レポート
制作レポート
明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。

ボートの製作は、ビルダーが正月休み返上で頑張って頂いております。
ありがとうございます。

そして今回は、
制作レポート
単に色が緑に変わったわけではありませんよ。
制作レポート
今までお見せしていたのは木製のマスター型(凸型)をパテで表面を固めていたので完成品のように白くなっていましたが
そのマスター型の上に、製品を作るための凹型(抜き型)作成用に型の色で使用している緑の塗装を施します。
その後サーフェイサーマット(気泡が入りにくいマット)を一番表面に貼って、さらにガラスマットと樹脂で表面を固めてきます。
制作レポート
そして、船底と同じく鉄パイプで囲って型が変形しないように覆って凹型(抜き型)が完成します。
制作レポート
同じくデッキのハッチ(蓋)の型も同時進行です。
デッキ製作は細かいパーツも型を作らないといけないので船底よりも手間が掛かってしまいます。
また冬場は、樹脂の硬化が遅いため、さらに時間が掛かります。 制作レポート
今回は、サイドラインの寸法も確認従来のサイズですとバランスが悪いので実際にあてがって確認中です。来週の確認の際に見本作っていきます。


2012年12月29日
制作レポート
制作レポート
今回はアメリカ製のシートとT-TOP(屋根部分)を乗せてみました。
バウ部分にはもちろんですが、ステンレス製の手摺が付きますが
この作業はまだまだ先になりますがカッコ良く仕上げますのでご期待ください。
今まで余り写していなかった、前からの写真結構このアングル、迫力があって気に入っています。
制作レポート
後ろから写真で見て頂ければわかりますがアメリカのパーツそのままですとやはりこのサイズのは
すこし背が高いのでT-TOP 、シートともに少し短くカットします。
制作レポート
お次、打ち合わせは
制作レポート
先日、作成しました図画工作の粘土細工で作ったコンソールを持ち込みビルダーと打ち合わせをしました。
制作レポート
制作レポート
超アナログな指示ですがビルダーとのデザインの共有はしっかり出来たと思います。
今までビルダーが作ってきたボートをコンソールのデザインで台無しには出来ませんから魂を込めて作ったつもりです。
制作レポート
お次は、出来たてのトレーラーを横に並べてみました。
時間がなかったので今回は乗せるまでできませんでしたが、製作当初にイメージした通りにカッコ良く出来たと思います。
※トレーラーは、コスト面から販売は、スチール製のトレーラーになるケースもございますのでご了承願います。
制作レポート
個人的にはこの横からのデッキの丸見のあるデザインがお気に入りです。
思わず何回も見てしまいます。綺麗な曲線が出ています。
制作レポート


2012年12月25日
製作レポート
専用トレーラー完成間近
制作レポート
今まで公開してませんでしたが、同時進行で専用トレーラーの製作も進んでいます。
前回も触れましたが今回はアルミフレームを採用しています。
コストが高いので最終の製品はスチールに変更する可能性もございますが
(いくら良いものでも高すぎては意味がありませんので、ご了承願います)

トレーラーも順調に進んでおります。
制作レポート
フェンダーもアルミで作ってみました。
今回のボートは、今までのようにフェンダーの間に船体が納まるのではなく
フェンダーの上に船体が半分ほど上に載る為フェンダーのトップをフラットにして積載時の収まりを良くしました。
トレーラーの幅は、牽引が容易にできるようにサウザー450と同じ2200mmにしてありますので
運転は楽ですよ!アルミホイールはオプションです。
亜鉛メッキ処理したスチールホイールが標準です。
制作レポート
船体のバンクは、今回悩みましたが今まで実績が高い木製にしました。
(仮に木が腐ったとしても交換コストも安いので)
センターにはローラーをすべてのフレームに配置。
配置場所もかなり考慮してますのでこれで遠浅のスロープでも
ウィンチスタンドからボートが離れローラーにセンターキールが乗った時点で、
木製バンクからも徐々に船体が離れバンク抵抗が少なくなり楽に降ろすことが可能だと思います。 制作レポート
バンクの長さも船体の両サイドのフラップ部分を回避するように短めに!
制作レポート
ちょっとサイズを間違えましたが、テールランプのステーもアルミで作りました。
制作レポート
前からはこんな感じ!
マリン仕様の名に恥じない堂々とした機能性とデザイン性を取り込んだつもりです。
今までの方向性とは全く違いますが良い感じになったと思います。


2012年12月23日
制作レポート
制作レポート
コンソール部分のイメージを具現化するために紙粘土で作ってみました。
サウザーらしいオリジナリティーなデザインに仕上げてみました。
バスボートなどは、コンソール部分は各メーカー個性的なのですが
海用となると箱っぽいデザインな物が多いので、あえてこんな感じにしてみました。 制作レポート
黒い部分は ウィンドシールドでポリカーボネートで作ります。
また下側の出っ張りは、生簀(ライブウェル)兼シートになります。
制作レポート
このコンソールで海用サウザーはもっとカッコ良くなると思っています。
皆さんに良い物がお見せできるようにがんばります。


2012年12月21日
制作レポート
制作レポート
この数日でかなり進んでます。
制作レポート
先日の木の塊のような状態から
船体下側の型製作と同様に全体的に丸みを出すために
上からパテを盛りそこから削り上げて
きれいな局面を仕上げていきます。
制作レポート
そしてバウ(フロント)部分の下側には
制作レポート
アンカーや、係留ロープ法定備品などの荷物を入れるストレージを付けるためにこの段階でカットします。
そしてこの後蓋が開閉するようにストレージ部分を作っていきます。
上型の方が手間がかかるので大変です。
制作レポート
横から良い曲線が出ています。イメージが沸いてきます。
制作レポート


2012年12月17日
制作レポート
制作レポート

制作レポート
デッキ製作もかなり進んできました。
制作レポート
モーターウェル周りはこんな感じに。
今回のサウザーも個性的なデザインになり、カッコ良く出来てます。
制作レポート
↑矢印の四角い部分は、足場です。↑
全部傾斜にしてしまうとボートの上からエンジンなどを見る時や
海から乗り込む際に足場がないと不便なので取り付けられています。

これからコーナー部分など丸く仕上げてきれいな局面に仕上げます。
もちろん足場なので滑り止め加工になります。
制作レポート
今度は前からデッキの前面のデッキ外周ともに滑り止め加工が施されます。
ステンレスレールも取り付けます。(レールはまだまだ先になりますが!)
制作レポート
今までのサウザーとは全く違う深さがあります。海用らしく仕上がってます。
制作レポート
カリスマビルダーのお二人。急ピッチで手際良く進めて頂いております。
私も力を合わせてがんばります。
制作レポート

制作レポート

制作レポート

制作レポート
気になるデッキの深さですが
身長180cm、脚長め(笑)の私が立ってもこの深さ!
フロアーが抜けるといけないので慎重に乗ってますので姿勢が不自然ですが、、
制作レポート
深さ62cm。かなり深いでしょ!
ジギングなど、荒れた海でも膝が踏ん張ることが充分できる深さで
尚且つ釣りもし易い深さに設定しています。

これだけ深さがあれば、家族を乗せても安心ですね!
子供も落ちませんよ!
制作レポート

制作レポート


2012年12月13日
制作レポート
制作レポート
ついに型から抜けました!
制作レポート
そして現在はデッキの型製作を急ピッチで進めています。

気になる外観は、、
制作レポート
高性能とデザイン性の両立が我々の課題でもあり最低条件でもあるつもりで取り組んでおりますので
今回ももちろんなかなかのデザインになってます。
現時点での評価は大満足かなりカッコいい感じになってきました。

デッキの上面のカーブも良い感じです。
制作レポート
折角なので色々な角度からご紹介!!
サウザーらしい丸みのあるデザインになってます。
制作レポート
こちらもサウザー450で性能の高さを実証したステップハル
今回も良い感じです。
制作レポート
Vの角度は今までのバス用のシリーズとは全く違い
波を切りをより向上させるために深く角度もきつくなってます。
完全マリン仕様ハルの完成です。
制作レポート
今回のデッキ作業も、今までご紹介しました型製作作業の繰り返しとなりますが
下型と違い、デッキ作業はさらに細かい作業となります。
制作レポート
デッキの細かい部分のカーブやハッチの製作など、複雑な作業が続きます。
制作レポート
ビルダーが作業しているところをみると、淡々とこなしている感じがしますが
写真を見てもわかるように細かい作業です。
やはり熟練の技ですね!
制作レポート
制作レポート
自分で見ていても作業の細かさに感心してしまいます。
経験値がちがいますね!
制作レポート
12月13日
朝の時点ではこんな感じになりました。
モーターウェル部分はカットされ、デッキの内側にも板貼り作業が進んでいます。
ここまで形が見えてくると段々と実感が沸いてきてさらに楽しいですね!

まだまだこれから行うことは沢山あり、相変わらず全く油断は出来ない状況ですが、がんばります。

来週が楽しみです。


2012年12月4日
生産レポート
制作レポート
今週の作業状況です。
予定では、型からボートを抜き上げるはずでしたが、
ウレタン発砲のストックが足りなくて明日に持ち込みになりましたが、その他の作業は進んでおります。
制作レポート
先ずは、前回ベニア板で作成中のフロアーの型が完成し
制作レポート
フロアーの製品も完成して固定完了しました。
ここまでで船底部分のベースは完成となります。
これからはデッキ作業に専念です。
制作レポート
今回固定しました、フロアーの2本の柱の意味は
また後日改めて説明いたしますが
固定するにあたり
制作レポート
その周りには、ガラスマットと樹脂で綺麗に固めて
制作レポート
ストリンガー部分は、リベットで更に固定いたします。
制作レポート
↑これがストリンガーの型↑
ボートのパーツには全て型が必要になるので、細かい部品にも手間がかかります。
制作レポート
相変わらずビルダーの仕上げるボートは、素手で触っても気持ちが良い、綺麗な仕上げです。
完成したら全く見えなくなる部分ですが、そうゆう見えない部分も、昔から今も変わらず綺麗で良い仕事をしてくれています。

本当に感謝です。


2012年11月26日
今週の製作状況は?
制作レポート
制作レポート
積層したFRPの上に船体の補強となる ストリンガー(2本の補強板)※図 を入れて船体を作りあげていきます。
FRP艇といえばそれだけで強そうなイメージですが、この様な補強などがあってこそ強いボートが出来上がります。
特にFRPの積層を手作業で重ねていくサウザーボートは、余分な樹脂の無い、軽くて丈夫な船体が出来上がります。
> 詳しくは10月25日のレポートにて

そしてこのストリンガーの上には
制作レポート
フロアー部分が 取り付けられます。
写真は、フロアー部分の型を製作している状態です。
ちょうど2本の凸部分が先ほどのストリンガーと重なります。
今週末にはフロアーの型製作も終わりフロアーが取り付けられます。
制作レポート
シーサウザー(仮)の構造は、先ほどのフロアーと船底の隙間に
浮沈構造のため、発砲ウレタンを床下全面に入れます。(※写真の黄アミ部分)
わかりにくいかもしれませんが、相当な量が入ります。
やはり安全面が第一なので、これだけ入る容量があれば我々も安心です。
また、発砲ウレタンを敷き詰めることにより、単に薄いFRP板から、中身が詰まった
空洞の一切ない船底に仕上がることにより、実際の走行での波に当たった際の音が違ってきます。 制作レポート
発砲ウレタンを敷き詰めることで、そのうち割れるのではないかと思わせる軽い音から
波を押さえつける静かな音へと変わります。
もちろん強度面でも 内側から押さえ込んでいる形になりますから向上します。
この方式により 生簀(生簀)や 排水などの配置も変わりますので、この件につきましては、後日ご紹介いたします。
構造は、従来のサウザーと同じですが、生簀や排水などは海仕様でもちろんいきますよ!

ご期待ください。


2012年11月16日
制作レポート
制作レポート
いよいよ 船底の型に塗装が完了いたしました。
ボート作りは、車とは違い最初に型に塗装します。
その次に、FRPを積層して床を貼って補強を入れてから
最後型から抜きあげると言った感じです。

最初のカラーはホワイト&ブルーで仕上げます。

引き続き今後はデッキ作業をレポートしていきます。
制作レポート
そして今度は、デッキ製作開始です。
デッキも同じように板を断面上に10等分に切り分け
骨組みを作るところからスタートです。


2012年11月2日
制作レポート
今週は、型取りしていた木型(下写真)を取り外し
これから実際に成型していく抜型(凹型)をさらに磨きこみます。
制作レポート
型から抜いた木から作った最初のマスター型(凸型)
この型は、ここで役目は果たした形となります。
制作レポート
磨き作業は、水を少しつづ流しながら手作業で丁寧に磨かれます。
機械でも出来ないことはないのですが、最終型なので、誤って傷をつけるわけにいかないため
手作業で確認しながら慎重に磨かなくてはなりません。

この作業も とても手間がかかる作業です。
制作レポート
この後いよいよ 実際の製品を作るためまず塗料(ゲル)を吹いてFRP成型を行っていきます


2012年10月25日
制作レポート
今週も引き続き、抜き型作成の最終仕上げが続きます。
今回は、補強用の鉄パイプの溶接が終わり
制作レポート
これから抜き型に最終固定する段階でした。

次回のレポートでは、中に入っているマスター型(凸型)を抜き取り
型の内側をさらに磨いて最終型を仕上げていきます。


今回もサウザー450の製作現場にお邪魔を!
制作レポート
制作レポート
型にゲル塗装を終え、ガラスマットを貼っている行程です。
アメリカ製などに多い、チョッパーと云われるガラス繊維と樹脂を予め混ぜた物をスプレー状に吹き付ける作業ではなく
一枚一枚丁寧に手貼りをしています。

手貼りのメリットは、船体の脂肪分と言ったらわかり易いかもしれませんが
樹脂はガラスマットを固めるために最低限は必要ですが
脂肪分と同じで必要以上には要りません。

これはボートも同じで、手貼りで行うのとチョッパー(スプレー方式)では
樹脂を使う量に差が出来き、最終的に軽くて丈夫な船が出来るわけます。

デメリットは、手間と時間がかかることです。
量産には向いていない工法ですが軽く丈夫に作るには最適な方法です。


2012年10月19日
制作レポート
今週の作業は
ご注文を頂いておりますサウザーの製作も平行して行っていたこともあり
あまり進んではいませんが
制作レポート
↑↑前回と比べて補強の鉄パイプが増えてきました。
まだ仮溶接ですので、これから型から鉄パイプのみ外して本番の溶接を行い
最後にFRPで型と鉄枠を固定して完了です。
制作レポート
上の写真にあります赤矢印のループ状の鉄パイプは
補強とは関係なく今後の製品を作る際の工程に役立つ構造となってます。

この意味は、実際作業に入った際にお伝えいたします。
制作レポート
左のボートはサウザー450の型です。
これを作るための作業が現在ご紹介しています作業工程です。
これは型にマスキングを施し、最初に吹き付けるゲルコート(塗料)作業のための準備をしている所です。

このマスキングは色を分けるために行っている作業なので、例えば黒一色の場合はこのマスキングは必要ありません。
色を分ける作業は、マスキングの手間に加え、色が3色であれば3回に分けて塗装します。
塗って、乾いて、塗って、乾いてと、本当に時間と手間のかかる作業なんです。

ですので、サウザー450も2パターン・3パターンと、カラーオーダーは別料金を頂いております。
制作レポート
型にゲルコートを吹きつけ、その上にガラスマット・ロービングクロスなどを貼り付けます。
その後、樹脂で固めて補強やフロアーなどをつけて型から抜いた状態が上の写真の様になります。

現在の作業は、このような工程を行うための型作りを行ってます。
一応おさらいということで掲載しておきます。


2012年10月12日
制作レポート
実際にこれから製品を生産していくための抜き型(凹型)の作業も大詰めです。
抜き型(凹型)の補強作業をしています。
制作レポート
写真のように鉄パイプを曲げて型にあわせて囲っていきます。
この作業が適当になると、型の強度が弱くなり実際の製品を作る際
樹脂の硬化により縮みに耐えれなくなり変形したりするため
補強を全体に入れる必要があります。
制作レポート
トランサム部分は、鉄パイプを入れる前にベニア板を貼って樹脂で固めてから補強します。
この部分は特に厚く積層するため念入りに補強する必要があります。
制作レポート
上の写真はサウザー450の型です。
最終的には、写真の様に縦にも補強が入り樹脂を貼って型とパイプを固定します。


2012年10月5日
制作レポート
制作レポート
今週は、いよいよ実際に製品を作る為の抜き型(凹型)を作っています。

今までお見せしてきました木型から形にしてきたマスター型(凸型)の上に
ガラスマットを樹脂で固める作業を何回も繰り返して
制作レポート
繰り返して
制作レポート
またガラスマットを貼って
樹脂で繰り返して固めての作業を5回ほど行い、実際に製品を作るための抜き型(凹型)を仕上げて行きます。

この作業
ガラスマットを貼り → 樹脂を塗り → 固めて → また貼ってと
これも凄く手間のかかる作業ですが、この作業も一度にまとめて出来ません。

樹脂は、硬化すると縮む性質があり、今回の樹脂は、型製作に適した縮みにくい樹脂を使用してますが
それでも硬化すれば縮みます。

一度に沢山重ねて樹脂を塗ると縮む幅が大きくなり大事な型に歪が出てしまい良い型が作れなくなるため、
出来るだけ歪まないように少しづつ硬化スピードを調整しながら作業を進めていく、こちらも手間隙かかる作業です。
制作レポート
休憩中に今後の打ち合わせ

これから必要になってくるパーツの手配イメージの確認などを行っております。
制作レポート
製品は、この型から生産していくわけですから
型の仕上がりが製品の良し悪しを左右するだけに、とても繊細な作業です


2012年10月4日
制作レポート
前回ビルダーの工場で図面と実測で採寸したデータを元に
制作レポート
トレーラーの図面を描きます。
この時点で、トレーラーとボートの位置関係を把握してシュミレーションしながらフレーム寸法
フェンダーの高さ、ボートとのクリアランスなど確認していきます。
制作レポート
また頭の中だけではイメージしにくいフェンダーなどは
実際にダンボールで作ったりもします。
制作レポート
お恥ずかしいですが、あくまでイメージでこんな感じです。
フェンダーも今回アルミ製で作りますので実際は
上の写真よりカッコ良くなりますからご安心ください。

トレーラーの車幅は普通に牽引できる車幅2200mmで設定しました。
この幅ですと私の経験上では、ある程度道を選ばず裏道も走ることが出来ると思いますので
牽引することも苦になりません。

また今回は今までのサウザーシリーズと違いフェンダーの上にボートが載りますので
デザイン的にも今まで見たいにカッコ良くするのは難しいですが
そこを何とかするのが楽しみにひとつです。
制作レポート
まだ作業途中ですがフェンダーも段ボールだけで指示するわけではありませんよ!
イメージは頭の中にできましたので細かく図面に描きいれます。
制作レポート
そして前々からフレームはアルミ製とお伝えしてましたが今のフレーム70×50ミリの角パイプをただアルミ製にするわけではありません。
強度もあり軽量にしますので写真のように H鋼型のフレームで高さも110ミリと 今までより 太くなり見た目もかなり良くなります。
本気の海仕様です。
トレーラーの完成もご期待くださいね!
ファーストサンプルは11月に完成予定です。


2012年9月27日
制作レポート
木型製作も 最終段階となってきました。見た目は先週と変わっていない感じですが、
制作レポート
今週は、写真のように手作業で磨いては、
制作レポート
また削って
制作レポート
また手で触って確認してと職人の感覚の作業の連続です。

この段階になるとボートは、全体的に丸みを帯びてきますので、
仕上げの微妙なラインは、機械を使う事が出来ないので、
写真のように、すべて手作業で行う
まさに職人技の作業が一週間続きます。

この仕上げが適当だと
制作レポート
↑↑こんな感じのキレイなラインは、出てきませんので、
ここが特に大変で手間のかかる作業です。
制作レポート
ちなみに、このボートの特徴でもあるステップハル
写真の段差(赤マル)の部分のことですがもちろん飾りでもデザインではありません。

↓分かり易く簡単に説明しますと
制作レポート
①ボートを走行させるともちろんですが前方より水が流れます。
②1.の水がこの段差を通過すると、段差部分に空気が層が出来ます。
ボートの速度が増すほど水で覆われた空気の層はサイドの③の部分から空気を入れようとします。

空気が入ると段差を通過する水は泡をたっぷり含んで後方へ流れていきます。
水の抵抗は 空気抵抗の7倍(ビルダー談)
以上のため、走行時に直接触れる部分をイメージとしては泡の絨毯の上を滑走する感じで滑走します。

空気を沢山含んでいるためそれだけ水の抵抗を少なくして
スピードのロスを減らす=(イコール)速度が速くなる効果があります。
制作レポート
ハル(船底)の最後尾にも工夫が

写真の反り返った(青枠)部分
この返しがフラップの役目となり前方から流れてくる水を受けることにより
後方を持ち上げる効果が発生し滑走までの立ち上がりを速くします。

この角度がきつくする程立ち上がりは早くなりますが、
やり過ぎると滑走時にバウ(前方)を下げようとしてしまいうまく滑走できなくなるため
この角度もとても重要となります。

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数日後には、磨きもおわりサーフェイサーを塗装して木型が完成し
これをベースに実際にこれから使用していく本番の型を作成します。


2012年9月24日
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ここで今回のマリン仕様サウザーに装備予定のパーツをご紹介
まずはステアリング
ステンレスが眩しいシンプルでカッコいいデザインです。
ちなみに裏はすべり止めにゴムが張ってあり握り易くなってます。
ステアリングは油圧式を予定しています。
ケーブル式のように錆びることはないので海では、特に良いと思いますよ。
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続きましてシートです。
写真のように アルミパイプのしっかりしたシートを取り付け予定です。
後ろにはステンレスのパイプ状のロッドケースが4個付けれます。

屋根代わりのT-TOPはオプションの予定です。
アルミの曲線のラインが美しく私達もとても気に入ってます。
こちらも後ろにロッドケースが4個付けれます。
折角なのでライトもつけれる様にするつもりです。
カッコ良くなりますよ!
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またまた続きまして
あったら絶対に嬉しいものを取り付ける予定です。
しかもかなりの高性能!
まだこれからテストしてみて結果が良ければ採用決定です。
細かいことですが、小さいことからコツコツと準備していきます。


2012年9月21日
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いよいよストライプが入りました。
ストライプは、もちろん唯のデザインでついて入るわけではありません。
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前から受けた波を外へ逃がすことや水面に着地した際に
この段差がクッションになって、衝撃を和らげたりとスピードを出すためにはとても重要な部分です。

ちみみに横方についている板は
型を支えるためについているだけですので
硬質パテが乾いたら取り外しさらに綺麗に磨き上げます。
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上の写真ようにまだ表面に凹凸があるので
これが滑らかな綺麗なラインになるまで磨き上げます。


2012年9月14日
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板をすべて張り終わった後は、
FRPを貼って表面を固めたところで、
パテを塗って削る作業に入ります。
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パテを塗って削っての作業を5回以上繰り返して綺麗な曲面を作り上げます。
この作業は、機械では出来ないため、
すべて手作業になるため
ビルダーにとっても一番大変な作業になります。
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今回は、同時に専用トレーラー製作の為の採寸も行いました。
予定では フレームにはアルミ素材を使用する予定です。

トレーラーの仕上がり具合もご期待ください。


2012年9月7日
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骨組みの状態から 板を貼ります。
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上から見るとこんな感じ!

大分形になってきました。
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平面は板を貼りやすいですが
曲面は板を短冊状に切ったものを斜めに貼り合せて
曲面を出していきます。。
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2012年8月31日
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背骨と肋骨のような状態から
今度は、縦に骨組みをいれます。
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上から見るとこんな感じ!

大分形になってきました。
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前から
かなり角度のある局面も木を曲げて形にしていきます。
ビルダーは、木造船も作っていた方なので
このくらいは余裕ですね。
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後ろから
トランサム部のサイド部分は、縦に表面をカットして板を微妙に曲げています。
角の部分は発砲ウレタンで仕上げます。


2012年8月24日
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10等分の図面をもとに写真のように、
断面でカットされたベニア板をセンターキールに沿って並べ、組立てます。
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前から見ると各断面の形の違いが良くわかりますね!

特にフロントはかなりVの角度がきつく、船底の高さもバス用とは比べ物にならない程深いのが良くわかります。
このハルの深さと角度がラフウォーターでの走破性を左右しますのでとても重要です。


2012年3月
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まずは、 ハル部分の図面完成

ボートのサイズにもよりますが今回は10等分に区切って船底幅、チャイン幅、高さなど細かく記載されています。
その図面を原寸大でベニア板に罫書くところからスタート!


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