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サウザージョンボート工場 in CHINA


サウザージョンボートは、弊社の中国工場にて生産しており、ここから我々日本はもちろん
スウェーデン、オーストラリア、タイ、韓国、フランス(スペイン)、ドイツ、ニュージーランドそして中国国内と世界中に輸出しております。
ちょっとここで一部ですが各国のサウザージョンボートをご紹介!

フランスディーラー (※スペインでも販売してます)

こちらは、フランスのサウザーディーラー・ヨーロッパでの展示会の風景。
こんなセクシーなモデルでプロモーションする所がカッコいいですね!

  ↓ ちなみにこのフランスディーラーが作成したプロモーション動画がこちら ↓  



ドイツディーラー

こちらは、ドイツのサウザーディーラーです。こちらも日本とは少し雰囲気が違いますね!


中国

最後は中国国内です。
意外かもしれませんがこんな綺麗な釣り場があり、ジョンボートでバス釣りを楽しむ方も増えているみたいです。

中国でもカートップスタイルボートも日本と同じでエレキ仕様です。

サウザージョンボートでの釣行が掲載されています。
このように世界の方々と我々の作ったボートを通じて繋がることは本当に嬉しいことです。


話は戻り サウザー中国工場へ

先ずは、ボートを構成する部品

<写真 上>
浮力体が綺麗に並んでます。ボートに固定している腰掛の部分です。
浮力体というだけあって中には発砲スチロールが入ってます。


  • ○トランサム(エンジンなど取り付ける部分)の部材

  • ○コーナー部分の部材

当たり前の話しではありますが、ジョンボートは上の写真のような一枚のアルミ板を

この用に折り紙のように折って(プレス)作ります。なので、重要なのは板の幅です。
一般的に、ボートを安定させる為には 船底幅が広ければ広いほど安定 しますので
ボート作る上ではどうしたら 安全で安定性が出せるかが重要 になります。

先ほどの 折り曲げた状態の写真を見て頂ければ分りやすいですが、船体の幅と高さは最初の板の大きさで決まります。

一般的に出回っているアルミ幅は170cmです。
ですので、このサイズで安定性を良くしようとして船底幅を広げると
安定はしますが、高さがなくなりちょっとした波や、傾きで水が混入して危なくなります。


このようなことから、世に出回っているジョンボートの形(サイズ)がどれも似ているのは、そのような事情があるからです。
そこで弊社は、特注でワイド幅190cmを作ってもらい幅を広げ、高さも確保と安定性と安全性の両立が実現しました。

特注品を作りには、もちろん大量発注が必須ですが、日本以外でも需要があるため実現したサイズと言っても過言ではありません。

ここがサウザージョンボートと一般的なジョンボートとの違いです。

ワイド幅で同じ平底ですと船底の中心にキール(背骨的な部分)を作って中心部分で溶接で板を左右で繋ぐことにより従来の板でもワイド幅は実現しますが、この場合は、キールなど作成のためのコスト、溶接部分が増えるため人件費などでコストが大幅に上がり価格が高くなりコストパフォーマンスが良いとは言えないボートになってしまい私たちが提供したい思いと異なってきます。しかも部品点数が増えるため船体重量も重くなります。
(最大搭載2馬力の免許不要ボートではこれで充分な強度を保っております)

長くなりましたが、板の幅(特注サイズ)はサウザージョンのこだわりの一つです。

続きましてのこだわりは、トランサム部分(エンジン取付面)です。
Sマークが特徴のサウザージョンですが、このマークは唯の飾りではありません。
この凹凸を作ることにより、エンジンなどを取り付けて走行した際に、トランサムがエンジンの推進力で押される際に板が反り返り” ベコッ ”と大きな音が発生するのを防ぎます。
この凹凸がトランサム強度を上げる役目をしています。
でもこの凹凸は、サウザージョンに限らず一般的に形は違いますが、このような方式になってますね。

続きましてトランサムプレートを溶接します。この部分を拡大しますと

上の写真を見て頂ければ分かりますように、トランサム部分に強度を保つため板厚を厚くしております。
一見単純に見えるジョンボートですが、ちょっとした工夫がされております。

こんな感じでサウザージョン工場で一艇一艇作られていきます。

END